製法収穫した果実は0〜2℃、湿度90%程...

その他

飯田市、下伊那郡地域では、「元旦に食べた干し柿から出てきた種の数が多いほど、その一年で多くの富を蓄えることができる」という言い伝えがあるため、新年を祝う席に縁起物として干し柿を食べる習慣がある。

生育

市田柿 産地直送のもぎたてフルーツ 宅配通販 は頂部優勢が強く直立した形状になりやすい。樹高が高いと作業効率や安全性に支障が生じるため、栽培においては定植10年ほどで心抜きを行ない、主枝の発生位置を低くして樹高を3.5メートル以下程度に保つことが多い。
次郎柿などの甘柿とは違い、生で食すると口の中に収められないほどのタンニンが感じられる渋柿。

果実は10月下旬から11月上旬にかけて熟し、一個あたりの重量は100グラムと小ぶりである。

製法

収穫した果実は0〜2℃、湿度90%程度に保たれた予冷庫に保管、もしくはすぐに加工に回される。

まず機械によって皮をむく(1980年代までは手回しの機械を用いて大根などに使う皮むきで向いていた)。

1.5mほどの紐に20コほど吊るされる。

その後イオウにより薫蒸した後に風通しのよい軒下にて干す。

10日〜2週間干すと粉(コ)が噴きだす。

大きさは生果実の3分の1ほどになる。

余分に噴いてしまった粉を転がしながら落とす。

均一に粉が周ったところで完成。

地域によっては、ほどよく水分と渋が抜けたところで紐からおろし、寝かせ込みと天日干しをし、柿もみの作業を繰り返して表面に白い粉が吹き出る様に精製する。

かつては"柿のれん"などと言われ、農家の軒下に紐で吊されたオレンジ色の柿を見ることができたが、現在では食品の衛生管理の観点から、出荷をする生産農家については管理がなされた農業用ハウスなどで干されている。そのため今でも軒下に見ることのできる柿のれんは、自家用のものか、もしくは観光客向けに見せるために吊された物である。